令和5年3月に策定した農道離着陸場活性化ビジョンを掲載します。
笠岡地区農道離着陸場(笠岡ふれあい空港)は,平成3年の共用開始から30年以上経過し,その間に当初の使用目的であった地域農産物の空輸事業が廃止されたことをきっかけに,平成19年から笠岡市管理による多目的使用施設として現在に至っています。しかし,笠岡湾干拓地内における様々な事業の振興,施設利用者の変化,施設の老朽化,広域交通網の整備など,笠岡地区農道離着陸場を取り巻く環境が過去から大きく変化していることから,将来を見据えた管理体制及び運用の見直しが迫られています。
この状況を踏まえ,「笠岡地区農道離着陸場あり方検討委員会」を設置し,農道離着陸場の将来像や利活用策の検討を行いました。その結果,今後の検討項目や方向性の提言があり,笠岡地区農道離着陸場の役割として示された「笠岡市の発展を促進し,市民の利益の増進に寄与できる笠岡地区農道離着陸場としての運用」を具体化するために,活性化ビジョンを策定しました。